【ズワイガニ】カナダ産とロシア産の違いを解説！【5項目で徹底比較】

海外産のカニをよく見かけますが、「カナダ産」と「ロシア産」のズワイガニでどちらが良いのか迷ったことはありませんか？

＜ズワイガニ（オピリオ種）のカナダ産とロシア産でおすすめなのは？＞

• 味ならカナダ産
• 価格ならロシア産
• 品質ならカナダ産
• 大きさならロシア産

以下はシンプルに特徴をまとめた表です。

ですが、それぞれのカニには、味わいや価格、品質などに違いがあり、選び方次第で楽しみ方も大きく変わるので、詳しくその違いを知りたいですよね。

この記事では、カナダ産とロシア産のカニの違いを主にズワイガニを中心に詳しく解説。カナダ産、ロシア産のカニ選びの参考にしてみてください！

カナダ産とロシア産のカニの味の違いをズワイガニで比較！

カナダ産とロシア産のカニを比較するうえで、最も気になるのは味や食感などの違いではないでしょうか？

２つのカニの違いを味で比較しました。

カナダ産のカニは甘みが特徴

今朝市場でカニについて店の人と話してきたところ、今年はやはり安いよと。

あとカナダ産とロシア産の違いはロシアのがしょっぱい。

年中獲ってるからいつのカニか分からないらしい。

おすすめはカナダのだそうです。

— ばらさん (@P2M7yYJc2GVoE4E) December 28, 2023

カナダ産のカニは甘みが強く、繊細な風味が特徴です。身がしっかり詰まっているため、濃厚な味わいを楽しめます。

ロシア産は淡白ながら食感が特徴的

ロシア産のカニはやや淡白な味わいですが、食感がプリプリしているのが特徴。調理次第で、どちらも美味しいですが、刺身やしゃぶしゃぶなど、素材の味を楽しむ料理にはカナダ産はおすすめです。

カナダ産とロシア産のカニの価格の違いをズワイガニで比較！

上の価格は、人気のカニ通販かに本舗で実際に販売されているカナダ産のズワイガニとロシア産のズワイガニを1kgにして、比較した価格です。

表のように、カナダ産とロシア産のカニの価格やコスパの良さを比較した場合、ロシア産のほうが価格が安いです。同じ海外産を代表する2つのカニなのに、どうして違いができるのでしょうか？

カナダ産とロシア産のカニの価格の違いや、その理由について解説しコスパの良いカニの選び方を解説します！

カナダ産のカニがロシア産より高い理由

カニも戦争でロシアの密漁ズワイが入らなくなってから、アメリカがカナダ産を購入し始め、カニの値段が一気に高騰したわ

去年は消費期限が近付いた冷凍カニ放出されたから、値段は落ち着いたけど、今年はどうなるやら

— 青い空 (@Ltz64Q4) August 12, 2024

カナダ産のカニは、ロシア産より価格がやや高めな傾向があります。その理由は、漁業管理が厳しく、品質が安定しているためです。

カナダでは、環境保護を重視し、海洋資源の枯渇を防ぐために漁獲量を制限しています。また、加工施設が発達しているので、冷凍技術が高いのも高品質の要因です。

そのため高いと言っても、ロシア以上、国内産以下の価格帯なので、質の高い海外産という点で失敗が少なく、安心して購入できるというメリットがあります。

ロシア産カニの価格がカナダ産より安いワケ

マスゴミが、今年はカニが豊漁で安い、って騒いでるの聞いたことありますかね？
あれ、北海道などで湧いてる大ズワイのセコ（メス）と、小型のオスだけの話です。
冷凍切りガニにするサイズではないので、メインのカナダ/ロシア産は、アラスカの禁漁と為替の影響で高いです。めっちゃ高いです‼️ 続→

— 魚屋TA20008 (@AnzTomo) December 4, 2024

一方、ロシア産のカニは、カナダ産に比べて価格が安いことが多いです。これは、大量漁獲が行われており、ロシア産の漁期はほぼ1年中なので、供給量が多いためです。

さらに、輸送や加工のコストが比較的低いことも、価格が抑えられる要因の一つです。ただし、漁業管理の基準がカナダほど厳しくない場合もあり、品質にバラつきがあることがあります。

そのため、ロシア産のカニを選ぶ際は、信頼できる販売店から購入することが重要。安さだけで選んでしまうと、思ったほど身が詰まっていないことや、味が落ちることもあるので注意が必要です。

カナダ産とロシア産のカニの品質や安全性の違いをズワイガニで比較！

カナダ産とロシア産の品質と安全性を比較した場合、カナダ産のカニのほうが「品質・安全性」は高いです！

価格も大切ですが、安くても品質が低く安全性が低いカニは購入したくないですよね。カナダ産とロシア産の品質管理と安全性の違いを詳しく紹介します。

カナダ産の品質管理のポイント

カナダ産のカニは、漁業管理が非常に厳格に行われているため、高い品質を維持しています。

例えば、漁獲量の制限や漁期の管理が徹底されており、資源を持続的に利用するための取り組みが行われています。

• 雄ガニのみで雌ガニは禁止
• 雄ガニの甲羅幅は95mm以上から
• 資源管理の目的で約40区間に分けられている
• 漁期は4月から7月（区間により異なる）

一方、ロシア産のカニは、大量漁獲による供給が主な特徴ですが、品質管理の基準がばらつくことがあります。

そのため、販売店の選び方が特に重要です。良質なロシア産のカニを購入するには、事前に販売店の評判を確認しておいてください。

安全性でもカナダ産

安全性の面でも、カナダ産のカニがおすすめです。

カナダでは、これまでのように、品質管理が非常に厳しく、加工施設も発達しています。また、カナダのズワイガニは、獲れたてなら生でも食べれるほど新鮮なので安全面はカナダ産のほうが高いと言えます。

一方、ロシア産のカニについては、昔は冷凍技術も品質管理も低かったのですが、日本の業者によって昔よりもかなり高くなりました。

ただし、それらも業者などで差があるので、販売店を確認することが重要になります。

環境配慮の漁業管理の違い

カナダ産のカニは、これまでのように厳しい漁業管理のもとで漁獲されています。品質や安全性は環境への配慮も重要。カナダ政府は、環境保護と資源の持続可能性を重視し、漁獲量や漁期を厳格に規制しています。

一方、ロシア産のカニも近年では持続可能な漁業を目指す動きが広がっていますが、カナダに比べると漁業管理の厳格さに差があります。

大量漁獲を前提とする方法が多く、環境への負荷が高い場合もあるため、エシカル消費を意識する人にとっては注意が必要です。

カナダ産とロシア産のズワイガニの大きさの違いで比較

一般的に、ロシア産のカニはカナダ産よりもサイズが大きい傾向にあります。それぞれの違いについて解説します。

カナダ産は身入りが良い！

カナダ産は、ロシア産と比べれば小さめですが大きさは十分で、具体的には、1肩あたり平均200g前後で最大で300g。身入りの良さと食べやすさがメリットといえます。

カナダ産は、このあとご紹介しますが、政府により漁獲基準が設けられているため、その基準に満たさなければ獲ることができないのが理由です

大きさならロシア産

ロシア産タラバガニは脚が長く、見た目に迫力があるのが特徴。1肩あたり250g～300gが平均で、大きなものでは400gにもなります。そのためロシア産のカニのほうが大きいです。

ですが、海外産は大きさが特徴なので見た目ですぐ、カナダ産やロシア産を見分けることはできません。

カナダ産とロシア産のカニの種類と産地の違いを比較

産地で言えば、カナダ産は大西洋でロシア産はオホーツク海と漁場が違います。特にカナダは世界的かなり優良な海洋資源が豊富な漁場です。

また、一年中漁獲しているロシアの漁ですが、カニの種類が豊富なところにその理由があります。

カナダ産の漁場は世界屈指の海洋資源

カナダ産のカニは主にニューファンドランド島沖合、セントローレンス湾（大西洋）で漁獲され、種類としてはズワイガニやタラバガニが一般的。

カナダ産は、4月から6月しかない漁業期間で、ズワイガニの年間漁獲量が世界一なので、漁場がいかに大切かが分かります。

ロシア産はカニの種類が多い

ロシア産のカニも同様にズワイガニやタラバガニ、毛がに、花咲ガニと多種ですが、オホーツク海が主な産地です。

ロシアは、一年中漁獲していますが、その理由の一つにカニの旬の違うからで、日本でも実はほぼ一年中日本のどこかでカニの漁が行われています。その理由は、カニの旬が違うからです。

そういう意味では、日本と近い漁場環境なのがロシアだと言えます。

オピリオ種とバルダイ種はなにが違う？【カナダ産とロシア産のズワイガニの違い】

カナダ産とロシア産のズワイガニを比較した場合、ズワイガニの中での品種の違いが挙げられます。

ズワイガニの品種は3種類です。

• オピリオ種
• バルダイ種（オオズワイガニ）
• ベニズワイ

ベニズワイに関しては、フレークや缶詰など加工品としてが一般的で、鳥取や北海道などの国内産紅ズワイガニは、美味しいと評価が高いですが、今回の違いには関係がないので割愛します。

そのため、カナダ産とロシア産での違いに重要なのは、特にオピリオ種とバルダイ種になります。

オピリオ種

オピリオ種は脚が細長く、甲羅はほぼ一直線の口元が特徴です。

カナダ産とロシア産のズワイガニとして、一般的に呼ばれる約9割がこのオピリオ種でカナダ産はほぼこのオピリオ種。

日本海沿岸で漁獲されるズワイガニで、特に雄は「松葉がに」や「越前がに」として有名で日本のカニは、ほぼオピリオ種なので、日本とカナダ産のズワイガニは同じオピリオ種になります。

バルダイ種（オオズワイガニ）

バルダイ種は、全体的に濃い焦げ茶色で、脚はやや太めで短いのが特徴ですが、ロシア産を代表する希少な品種で、ロシア産すべてがバルダイ種ではありません。

近くで見ると、口元の形がオピリオ種の直線的なものに対し、中心が三角形になっているのが違い。味は、また、オピリオ種より甘みが強いと評価するかたが多いです。

北海道で大量発生したオオズワイガニと同じ？

日本では、オオズワイガニのほうが聞いたことがあるのではないでしょうか？ですが、北海道で大量発生したオオズワイガニは、かなり小さいので品種こそ同じですが別物と言っても良いかもしれません。

日本では、バルダイ種はカニの取引は本来かなり少なく、ロシア産でも、かなり希少で、本来は料亭など高級品として取り扱われています。

カナダ産よりロシア産の品質が高いように感じた方も、バルダイ種は別格なのでカニ通販で見つけたらチェックしてみてください！

カニの保存方法と調理前の3つの注意点

カニの保存方法や調理の場合の注意点ですが、カニ通販を利用すればカニ通販で保存方法や食べ方が分かりやすいのでおすすめです！

せっかくの高品質なカニも、保存や調理方法を誤ると風味や食感が損なわれてしまいます。ここでは、カナダ産とロシア産のカニを最大限に楽しむための3つのポイントを紹介します。

1.美味しく保存するコツ

カニを購入したら、必ず購入したカニ通販の保存方法を確認しましょう！

保存方法は、「生から冷凍しているか」、「ボイルから冷凍しているか」など商品の状態で違ってきます。必ず購入したカニ通販の保存方法を確認して保存してください。

また、保存後もカニ通販を確認して保存しましょう。解凍後は早めにお召し上がりください。

2.美味しい解凍方法

解答の仕方も保存と同様に、必ず購入したカニ通販の解凍方法を確認してください！

同じカニ通販でも、商品ごとに解凍方法が違うので注意しましょう。一般的な冷蔵庫でゆっくり解答する場合がよい場合もありますが、流水解凍ですぐに解答できたりすることもあります。

3.解凍方法が明記されたカニ通販を選ぶ！

そのため、解凍方法が明記されているカニ通販を選ぶことはとても重要。特に解凍方法は味に、影響がかなり出るので注意しましょう！

このポイントを押さえて、カニ通販を利用すれば、カナダ産でもロシア産のカニでも美味しく食べることができます。

ズワイガニ ロシア産 カナダ産 違いで関連する質問5選！

まとめ

カナダ産とロシア産のズワイガニの違いについて、味や価格、品質や大きさ、産地などから詳しく比較してきました。

• カナダ産の特徴：
  甘みが強く、繊細な風味。身が詰まっており品質が安定。厳しい漁業管理で環境配慮もされている。価格はやや高め。
• ロシア産の特徴：
  淡白な味わいとプリプリの食感。見た目が豪華で大ぶりなサイズ。価格が比較的安く、コストパフォーマンスに優れるが、品質にばらつきがある場合もあり。

カナダ産とロシア産のカニについて、それぞれメリットとデメリットまとめると以下のようになります。

カナダ産とロシア産のカニを購入するなら、難しい選ぶ手間、使いやすさ、難しい解凍の仕方などからもカニ通販の「カニ通販」がおすすめです！

カニ通販を利用すれば、手間がかなりはぶけてあなたの欲しいカニを選ぶだけなのでとても便利。カニ選びの参考にしてみてください！

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